芸術選奨とは
趣旨
芸術各分野において、毎年、国内若しくは国内外において優れた業績をあげた者又はその業績によってそれぞれの部門に新生面を開いた者を選奨し、芸術選奨文部科学大臣賞又は同新人賞をおくることによって我が国の芸術活動の奨励と振興に資するものです。
部門
- (1) 演劇(歌舞伎・能楽・文楽・新派・新劇・ミュージカル等の劇作家、演出家、演技者、舞台美術家等)
- (2) 映画(劇映画・記録映画等の演出家、脚本家、撮影者、演技者等)
- (3) 音楽(邦楽・洋楽・オペラ等の演奏家、指揮者、作曲家、演出家、舞台美術家等)
- (4) 舞踊(邦舞・洋舞等の舞踊家、演出振付家、舞台美術家等)
- (5) 文学(小説・短歌・俳句・詩・大衆文学・児童文学等の作家、翻訳家等)
- (6) 美術A(絵画(版画含む)・彫刻(インスタレーション含む)・工芸・書等の作家等)
- (7) 美術B(建築・デザイン・写真・映像・メディアアート・その他の新傾向の作家等)
- (8) メディア芸術(デジタル作品(デジタル技術を用いて作られたエンターテインメント作品等)・アニメーション・マンガの作家等)
- (9) 放送(ラジオ・テレビのドラマ・ドキュメンタリー等の作家、演出家、演技者等)
- (10) 大衆芸能(落語・講談・浪曲・漫才・大衆演劇・ショウ・ポピュラーミュージック等の作家、作曲家、演出家、演技者等)
- (11) 芸術振興(新しい領域や複数の部門・分野にわたり文化芸術活動を行っている者)
- (12) 評論(芸術活動に対して、活字等によって批評を行うことで芸術活動を支える芸術評論家等)
受賞対象数
文部科学大臣賞及び新人賞いずれも各部門2名以内を原則とします。
選考の時期
選考は、毎年、原則として1月中に行うものとし、選考の対象となる業績は、主として前々年の12月から前年の11月までの間にあげられたものとします。
贈賞
受賞者には賞状と、文部科学大臣賞には120万円、新人賞には80万円の賞金が贈られます。